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加計学園問題ー今治ではバイオセーフティーレベルを問われていない [加計学園問題]

昨日4月6日の参議院農林水産委員会で自由党森ゆう子さんが質問をしました。
http://my-dream.air-nifty.com/moriyuuko/2017/04/2946-6820.html

民進党櫻井議員との連係プレーで政府を追い込んだのですが、時間不足でなかなかこの深い闇の底を見ることはできません。まあ民進党にプロジェクトチームができ座長に櫻井議員がなりましたので、今後加速されていくものと思われます。
 ただ共謀罪審議が始まり、森友の深い闇はまだ中途半端な状態。復興大臣の発言問題もあり、いろんな情報が分散してしまって、攻めどころが絞れない、そういうジレンマとの闘いになってくるでしょう。そういう中でもやはり記録と記憶は大事で、ふとした疑問をブログに書きとめていくだけでも何かのお役にたてることがあるかもしれません。
 まあ肩ひじ張らずにぼちぼちいきます。ちとこの土日から本格的にお仕事モードに入るので、今日はなんとか時間を作って昨日の質問で気になった部分を書いてみます。

さて森さんの動画の13分くらいに出てくるバイオセーフティーレベルですが、世界に冠たるなんたら拠点をめざすなら、バイオセーフティーレベルのレベル4は満たす必要があると。

バイオセーフティーレベル
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%83%95%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%AB#.E3.83.AC.E3.83.99.E3.83.AB4

副大臣 ここにはなんにも答えておりません。
レベル4は日本では、国立感染症研究所、理化学研究所筑波研究所です。加計にできるわけがありませんね。ヒアリング段階ではなにもつっこまれていない。募集期間が過ぎて正式に決定する時も審査の対象にもしてないのでしょう。

そこで、両者のヒアリング記録を見てみます。

京産大は、2016年10月17日に行われています。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/h28/hearing_t.html
配布資料
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/h28/teian/161017_shiryou_t_1.pdf
これは、「なぜ京都産業大学は選ばれなかったのか?」のところでも紹介しましたが、かなりなページ数のある具体的なものです。

議事要旨
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/h28/teian/161017_gijiyoushi_01.pdf
なにこれ 終わりの方ですが

○本間委員 今治の獣医学部新設との関係で文科省とやり合っている論点の1つは、鳥イ
ンフルエンザなどの感染症、新しい創薬の研究、実験動物としてのブタの研究を含めて、
必要に応じて今の研究室体制でもやれる、つまり、新しい時代の要請があれば今の定員の
中でやればいいではないのと言われてしまうこと。実際、あちこちでやっているよという
ことになってしまいかねません。
実態としてはそうだと思っていませんが、文科省としてはニーズがあれば今の体制の中
で十分やれるから、定員を増やす根拠はないと言うわけです。私たちはそうではなくて、
獣医師の新しい研究には新しい研究なりの体制と人員の確保というのはどうしても必要だ
という主張をしていますが、ずっとすれ違ってきています。ですので、1つには、阿曽沼
先生が言われたように、ほかの獣医学部等が新しい研究ニーズにどう対応しているのかと
いうことを聞いてみて、連携できるかどうか検討する。そうすると、どこでも大学として
は定員を増やしたいという声があがるかもしれない。しかし、獣医師さん自身は決して増
やしたいとは思っていないですね。獣医師会含めて。そことのすみ分けといいますか、研
究ニーズと獣医師の数の問題について、もう少し詰めた議論と、特区で突破するときのあ
る種決め手といいますか、そのあたりの戦略をお互いいろいろお話しさせていただいて練
っていければと思います。

 本間委員というのは、東京大学大学院農学生命科学研究科教授だから専門家ではありますねえ。なんとなく今治に決まってますよと言うニュアンスがしないでもないが、専門家同士ですから多少厳しいことも言ったのでしょうね。
 京都産業大学から出席した大槻公一 教授は
https://www.kyoto-su.ac.jp/liaison/kenkyu/message27.html
鳥インフルエンザ研究では第一人者でしょう。

今治は2015年6月5日と12月10日 なぜか2回やってます。これは獣医学部も含めた全体の構想のヒアリングですね。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/h27/hearing_teian.html

提案書
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/h27/150605imabari_shiryou03.pdf
配布資料
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/h27/150605imabari_shiryou02.pdf
12月10日の追加提案資料
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/h27/150605imabari_shiryou01.pdf

 森さんが「これしなない」を繰り返してましたから、京産大のような詳しいものは出てないのでしょう。ポンチ絵みたいなのが、他の構想と共に書かれてはいますが、ほんと具体性はない。
 議事録なんか読むまでもないと思ったものの、追加の分も含めて見てみると、岡山理大側の人間は来ておらず、愛媛県と今治市の役人しかきていない。獣医のことなどわかろうはずがない。

 そして、追加のヒアリングをした12月10日のわずか5日後の12月15日には特区の認定がされます。そしてあの狂乱の「男たちの悪だくみ」があったクリスマスイブです。
もう一度出しましょう。
https://www.facebook.com/akieabe/posts/10153801737461779
otokotatino.png
この北村さんのインタビューはダイジェストですが必見ですね。
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/372080

今治のはあんなもんで終わりでいいのかと思って探してみると、関係省庁等からのヒアリングがあって、28年9月16日に獣医学部関連のものがある。京都産業大学の前ではありませんか。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/h28/hearing_s.html
配布資料もお役所文書で、”国家戦略”を考えるにはあまりに乏しい。
で議事要旨ですが
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/h28/shouchou/160916_gijiyoushi_2.pdf

○藤原審議官 御議論ありがとうございました。
今日、まさに提案の具体化なり提案者の今後の意向みたいな話がありましたけれども、
これは先ほど委員の方には申し上げましたけれども、また今治市の分科会というのは21日
に開催をさせていただきまして、まさに提案自治体である今治市、商工会議所の方と委員
の先生方も含めて、そのあたりのまた詰めがございます。当然、今治市はこればかりを提
案しているわけではないので、他のテーマもやりますし、あと逆に言うと、今治市だけで
はなくてこの要望は今、京都のほうからも出ていまして、かなり共通のテーマで大きな話
になっておりますので、WGでの議論もそうですが、その区域会議、分科会のほうでまた主
だった議論をしていくということになろうと思います。21日の午前中でございますけれど
も、今日おいでの先生方にもぜひ御参加いただきたいのですが、文科省、農水省にもオブ
ザーバーでぜひということで事務的にも御連絡申し上げておりますので、そこで忌憚ない
意見交換をしていただければと思っているところでございます。

とありますねえ。9月21日どこでやったんでしょうねえ。探すけどわかりません。一応京都の名前が出てるので、10月のヒアリングを待って結論を出してきたはずなのですが、前の記事で書いたように、今治の現地のボーリング工事を10月31日にやってます。ということは、京都のヒアリングは一応聞いてやっただけになりはしないか?

日付けが違うのだけど9月30日に今治を含めたものがあっています。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc/160930goudoukuikikaigi.html

関西が入ってないじゃないか。
議事録見ると
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc/160930goudoukuikikaigi/gijiyoushi.pdf
なんと加古の野郎、あ失礼 前知事がなにか言ってるが同じことの繰り返しですね。しかし、なぜここで関西の特区を入れなかったのか?よくわかりませんね。

 内閣府の松本副大臣は、今治はオール四国で取り組んでいるなどとぬかしてましたが、京都も

2016.6.22 18:35
「医薬産業の規制緩和を」大阪、京都、神戸の商議所が共同で要望書
http://www.sankei.com/west/news/160622/wst1606220092-n1.html

要望書では、医薬品の開発から承認までの手続き期間の縮小や、開発コストが高い難病向け医薬品への支援拡大を要請。先端医療などで獣医学分野の研究需要が高まっているとして、京都産業大(京都市)への設置を念頭に、新たな獣医学部の開設も求めた。

と、広域的な特区としての要望を上げています。今治は単に規制改革特区時代の要望が長いだけで、それが”国家戦略”特区としての熟度に結び付くものとは到底言えません。短期間で会っても明らかに京都の方が内容がある。そういう意味での熟度は、専門家による客観的な判定がないと、むしろ不平等でしょう。

 結果的に、今治の岡山理科大学に決まっていくわけですが、12月の22日に謎の3大臣合意文書が出来上がった二日後、なんとあの「男たちの悪だくみ」から、ちょうど1年後の2016年のクリスマスイブもまた祝杯をあげているのですねえ。この日は有名ですが

首相動静―12月24日
http://www.asahi.com/articles/ASJDS5S6VJDSUTFK009.html

11時53分、東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急。レストラン「ORIGAMI」で橋下徹前大阪市長、日本維新の会代表の松井一郎大阪府知事と食事。菅義偉官房長官同席。

6時2分、東京・丸の内の鉄鋼ビルディング。南館内のエグゼクティブラウンジで高橋精一郎三井住友銀行副頭取、加計孝太郎学校法人加計学園理事長、昭恵夫人らと食事。

何度やったら気が済むのだ。昼の部は森友の関係の祝杯か?
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