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加計学園問題ー再び京都、ゴールポストを動かしたのはアベだ [加計学園問題]

山口さんからいただいたコメントがなかなか素晴らしいので、そのまま使わせていただきます。

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京都府はワーキンググループ後の受け止め方の参考として、
次のPDFをUPしています。
http://www.pref.kyoto.jp/seisakuteian/documents/281125_25.pdf


「京都産業大学獣医学部設置構想について、説得力のある構想で
 あり、今後は特区でなければならないというインパクトを高め
 るよう事務局を含めて協議していきたい。」という委員から
 のコメントを載せています。

この状況で、急展開させて、今治市=加計にする必然性が全く無い。
ブログでも指摘されていましたが、少なくとも、今治市にバイオセーフティレベルの確認をしておく時間が必要なはず。どうやって地元民を説得させるのか等、時間必要でしょう。
しかも、2000万人以上いる関西が大阪府大40名で400万人未満
の四国に160名、これはきちんと説明しようが無い、だから、逃げるしか無い。説明しようが無いから、逃げるしかありません。

明らかに京都サイドは手応えを感じていたのです。京都府にしてみれば、京産獣医学部はイノベーションベルト構想の大事な要素、6月には京阪神の商工会議所の京産への獣医学部設置の要望書で卒業後の受け皿まで用意、よく練った産官学連携の極みだったでしょう。
京都産業大学自体は1989年から獣医学部新設を目指していました。

京都は後から出してきて、先に出した今治を優先しただけだろ、という全くわかっていない人が多すぎます。
京都は明らかに、後出しで排除されているのです。
ゴールポストが動いたのです。まあ、そもそも、加計ありき
あれば、京都は眼中になかったのかもしれません。
どんな実績あろうが、連携相手が豊富で志のある提案であろうが、
そんなの関係無いのかもしれませんが。
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前に使った日経の記事ですが、なぜかネット向けには複数あるのですね。
日経.png
12月14日のも8日のと同じでしたね。
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO10612420T11C16A2MLF000/?n_cid=SPTMG002
そのまま使うのも芸がないので、獣医学部設置4要件に照らして並び変えてみます。

1.現在の提案主体による既存獣医師養成でない構想が具体化し、

 京産大は企業と連携して、先端分野で家畜を扱うことのできる人材の育成を目指す。府の畜産センターがある綾部市位田町近辺での施設建設を想定。ブタなどの動物実験をする施設や専門の獣医師になるためのトレーニング施設のほか、薬の安全性、効果を調べてデータを取り出すといった教育ができるようにする。

 京産大は鳥インフルエンザの研究センターも持っており、感染症防疫を担う獣医師を育成し、アジア地域の交換留学などを通じ、共同研究も計画している。一方、京都府は北部地域の過疎化に対応するために、規制緩和をてこに綾部市を畜産や製薬、生命科学分野の振興につなげる考えだ。
 

2.ライフサイエンスなどの獣医師が新たに対応すべき具体的需要が明らかになり、かつ、

 関西では小野薬品工業が新規がん治療薬「オプジーボ」を開発するなど新薬の開発機運が高まっている。よりヒトに近い動物で実験を行うことで、製薬の安全性試験、臓器移植の拒絶反応の抑制といった分野の研究を加速させることに期待がかかっている。

獣医師はこれまで44%が小動物の診療で、製薬、大学、研究に従事するのは8%程度にとどまっていた。ただ、今では製薬会社の約8割が獣医師を採用するなど、業界内でもこうした人材のニーズが高まっている。

3.既存の大学・学部では対応困難な場合には、

京都産業大学で獣医学部を新設する構想が浮上している。動物病院ではなく、ヒト向けの新薬開発やiPS細胞研究で家畜を扱う先端分野の獣医師を育成する。現在、獣医学部の新設は文部科学省により抑制されているが、国家戦略特区の枠組みを使って規制緩和できるように、京都府は内閣府などに要望した。実現すれば、京産大は京都府綾部市に研究所を設立し、府の畜産センターとの連携を図る方針だ。

 新薬開発のための実験はこれまでマウスが中心だった。これに対し、遺伝情報がマウスよりもヒトに近いブタを使った実験の実施を目指す。創薬のスピードアップが期待できるという。

4.近年の獣医師需要動向も考慮しつつ、全国的見地から本年度内に検討を行う。

ちょっとこの要件は抽象的で、そもそも提案者と言うより政府側に責任があることなので、日経記事からの引用はありませんが、京都府の11月のPDFからもらうとすれば

◎ 京都産業大学獣医学部設置構想について国家戦略特区ワーキンググループのヒアリング(平成28年10月17日)
委員からは、「大変説得力のある構想であり、今後は特区でなければならないというインパクトを高めるよう事務局も含めて協議していきたい。」とのコメント

全国的見地という要件からすれば、四国限定にする方が間違っているわけで、地域的なニーズの高いところを総合的判断して優先順位を決めるべきでしょう。

今日の東京新聞の記事に会った時系列です。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201706/CK2017061002000128.html
DB665ErUwAAMQJE.jpg
そうとうな回数の協議を重ねてますねえ。
ところが京都は

 「一方、昨年三月に獣医学部構想を提案した京都府は「数回協議はあった」と話すが、諮問会議直前の協議や現地視察、官邸での協議はなかったという。内閣府は昨年十月、京都府の構想をヒアリングしたものの、翌月の諮問会議で新たに「広域的に獣医学部のない地域に限る」との設置条件を追加。隣接する大阪府に獣医学部のある京都府は応募を断念した。今治市は一連の内閣府との協議について「幅広く情報収集、相談するため打ち合わせなどを行った。詳細な内容は答えられない」と説明。内閣府からは九日夜までに回答がなかった。」

これがまさしく京都を落とした証拠。落としてないとすれば、山口さんの言葉を借りれば「ゴールポストを動かした」証拠です。いちおー諮問会議が2校目、3校目を考えているとはいいますが、毎年毎年ゴールポストを動かしていけば、永久にシュートを打てない。

山口さんに教えていただいたこの記事は重要です。
http://www.asahi.com/articles/ASK3G5X1GK3GUUPI00D.html?jumpUrl=http%253A%252F%252Fdigital.asahi.com%252Farticles%252FASK3G5X1GK3GUUPI00D.html%253F_requesturl%253Darticles%252FASK3G5X1GK3GUUPI00D.html%2526amp%253Brm%253D841

と言っても見えない部分ですが

八田達夫座長(アジア成長研究所長)は21日、朝日新聞の取材に「まずどこかで(規制を)突破しないと話にならない。(今治と京都の)両方を推したらぽしゃるかもしれないと内閣府幹部から聞き、1校でもやった方がいいと判断した。今治の方が長年、熱心に取り組んできた。今後は京都もやるべきで、一つに限られたのは残念」と語った。

なんと座長が曝露してくれていたではありませんか。朝日なにやってんだ、もっとアピールしろ!!

 アベに落とし前をつけてもらうしかないですねえ。京都の皆さん。
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